Business & FinanceAI EnhancedSource: www3.nhk.or.jp
日本企業のM&A・資本注入が過去最多、2025年度は5,228件 取引総額43兆円超に
3月までの1年間、M&Aや資本注入が過去最多の5,228件。総額も43兆円超。好業績を背景に海外買収が進み、三菱商事は米国の天然ガス事業の取得で合意。専門家はAI開発競争を背景にM&Aが一段と活発化するとみる。
Japan
日本企業による合併・買収(M&A)や資本注入が、3月までの1年間で5,000件超と過去最多を記録した。取引総額も過去最高を更新し、企業再編の動きが加速している。 M&Aアドバイザリーのレコフによると、2025年度のM&A・資本注入は5,228件で、前年度から1割超の増加となった。取引金額は43兆円超(約2,700億ドル)に達し、過去最高を更新した。 好業績を背景に、海外事業の取得に踏み切る動きも目立つ。商社の三菱商事は、米国の天然ガス事業を取得する取引をまとめた。 デロイトトーマツグループのアナリスト、加山晋吾氏は、企業の事業の方向性をめぐる活発な議論が進んでいると指摘。「企業価値の向上につながるよう、業務を再編することが課題だ」と述べた。 加山氏はまた、人工知能(AI)開発をめぐる世界的な競争が事業ポートフォリオの選択と集中を加速させており、M&Aは今後さらに活発化する可能性が高いとの見方を示した。
