アップル、AIスマートグラスで4種のフレームを試作か Metaに対抗と報道

アップルがスマートグラス分野への参入に向け、少なくとも4種類のフレームスタイルをテストしていると、ブルームバーグのマーク・ガーマン氏が米国時間4月12日に報じた。Metaのスマートグラスに対抗する狙いで、新たなカメラ構成の検討も進めているという。 ガーマン氏のニュースレター「Power On」によれば、試作中のデザインは複数のカラーバリエーションを含み、形状は大きく4系統だという。具体的には、Ray-Ban Wayfarersのような大型の長方形フレーム、よりスリムな長方形フレーム、大型の楕円形または円形、そして小型の楕円形または円形の選択肢が挙げられている。また、周囲にライトを配した垂直方向の楕円形レンズを備えるカメラ構成も検討しているとし、競合と一目で区別できるデザインを目指していると伝えた。 市場動向については、調査会社Counterpoint
Researchが3月に発表した結果が、スマートグラスというカテゴリがいまだ初期段階にあることを示唆している。同社によると、スマートグラス市場は2025年下半期に前年同期比139%の成長を遂げ、その伸びは主にMetaのAIスマートグラスが牽引したという。 アップルのスマートグラスには、動画や写真撮影用のカメラ、通話や通知の聞き取り、音楽再生のためのマイクとスピーカーが搭載されるとみられている。さらに、Siriを介してリクエストに応答できるマルチモーダルAIも備えると報じられている。 スケジュールについてガーマン氏は、アップルの計画では早ければ2026年末または2027年初頭に製品を発表し、2027年末までに出荷を開始する予定だと伝えている。デザイン面での差別化を重視する動きが、立ち上がり期にある市場でどのような存在感を築くのかが注目される。
