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外交青書、中国を「重要な隣国」と表現に見直し 「最重要級の二国間関係」を削除
日本政府は金曜日の閣議で今年の外交青書を報告。対中関係の表現から「日本にとって最も重要な二国間関係の一つ」を外し、「重要な隣国」とした。中国の行動に関する指摘や対話継続の方針も示した。
Japan
日本政府は年次の外交青書を公表し、中国との関係の記述を見直した。昨年版まで用いてきた「日本にとって最も重要な二国間関係の一つ」という表現を削除し、代わりに中国を「重要な隣国」と位置づけた。 青書は金曜日の閣議で報告され、国際情勢とこの1年の日本の外交を総括している。報告書は、中国が日本に対する一方的な非難や威圧的な行動を強めていると指摘。具体例として、中国の戦闘機が航空自衛隊機にレーダーを照射(ロックオン)した事案や、日本発の民生・軍事両用品に対する輸出管理の厳格化などを挙げた。 そのうえで、こうした事態をめぐる日本の立場と事実関係について、国際社会の理解を得ることが極めて重要だと強調している。一方で、中国との「戦略的互恵関係」の推進と対話の維持に向け、包括的な取り組みを続ける方針を明記した。 イラン情勢については、中東地域の平和と安定(エネルギー安全保障を含む)の確保や、国際的な核不拡散体制の維持が重要だと強調。地域の緊張をできるだけ早期に緩和するため、必要な外交努力を尽くす方針を示した。
